回想録 第27話「進学校をめざして」

私が家から通える範囲内には、2つの普通科の県立高校がありました。

南高校と北高校です。

南高校は、私の家から歩いて5分もかからない場所にありました。私の父と叔父と妹2人の母校です。

昔から、南高校では毎年何人かは東京大学へ進学する生徒がいるほど、レベルの高い進学校でした。

家から近くていいなぁと思っていましたが、私の成績では全く手も足も出なかったため、北高校を目指すことにしました。

北高校は、家から自転車で10分ほどの場所にある高校でした。

ただ、こちらも合格するには私の当時の成績ではかなり厳しい状況でした。そのため、私の中3の担任の先生はとても心配していたようです。

その頃、私にはやっと、Y子ちゃんという仲の良い友達が出来ていました。

Y子ちゃんは、私が学校でいつも1人でいるところに、あるとき声をかけてくれて、一緒にいてくれるようになりました。

頑張り屋さんで成績が良く、「将来は獣医さんになりたい」と言っていました。

私と同じ北高校を目指していて、「一緒にがんばろうね!」とよく励ましてくれました。

Y子ちゃんのおかげで、私の中学3年生の学校生活はとても楽しく過ごせました。

私は音楽高校へ行くことを諦め、北高校に合格するために必死で勉強をするようになりました。

私は本を読むことが好きだったため、国語の成績はまあまあの感じでしたが、国語以外の数学、理科、社会、英語の成績はいつも学年で下の方でした。

特に、数学が苦手でした。そのため、小学生の頃から叔父さん(私の父の弟)に月に3回ほど教わっていました。

受験するとはいえ、本業であるヴァイオリンの練習は休まず、レッスンも普段通りに通いました。

学校の教科書だけでは足りないだろうと、家庭で学習するための5教科の教材を、両親が買ってくれました。

国語以外の教科は、中1の範囲からやり直し。

(こんなことなら、もっと真面目に勉強しておけば良かったなぁ~)なんて思いながら、学校の宿題、ヴァイオリンの練習のあとに、私は毎晩遅くまで勉強をつづけました。

一応、学校からの勧めで、すべり止めとして私立の高校の受験もして(そこはほとんどの人が合格します)、そちらは合格しました。

ただ、私立はお金がかかるため、何としてでも北高校に行きたかったのです。

そして、ついに北高校の受験の日がやってきました。

とても緊張していたせいか、その日のことはほとんど覚えていません。

ちゃんと出来ただろうかと不安な気持ちもありましたが、出来るかぎりのことはやったのだと、スッキリとした気持ちもありました。

いよいよ、待ちに待った合格発表の日。

私は友達のY子ちゃんと一緒に、結果発表を見に行くことにしました。

第28話「合格発表の日」へつづく…

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