私は「なずな食養庵」に来る前、「2週間前から食べたものを毎日記録した、ノートを持って来てください」と言われていました。
その当時の食事ノートが残っていないので、あまり詳しくは覚えていないのですが、
確かに、今思えば、アトピーがひどくなるような食事ばかりしていたようです。
赤峰さんは、加工食品や、甘いパンやお菓子、と書かれてある所を見て、
「これはいかんなぁ」と言って、赤線でたくさんチェックをつけました。
そして、『食べ物によって、アトピーがカラダに出てくる箇所が違う』ということを教わりました。
これは、赤峰さんのところに相談にきた人たちの、たくさんの「食事ノート」から見えてきたのだそうです。
たとえば、
・首より上に症状が出るのは小麦粉(菓子パンやケーキ、ラーメンなどの麵類)を食べている場合。
・お腹に出てくるのは、養殖された肉や卵、牛乳類。
・足のひざから下に出るのは養殖の魚類。
・背中に出るのが薬物。
食生活の好みや量、年数、薬のつけ具合、飲み具合などで、アトピーの症状も治り方の時期もそれぞれだということでした。
私は当時、甘いものが大好きだったのですが、「糖分をとると、アトピーがふきだしたりひどくなったりする」とのことでした。
私は、今まで食べていたものを思い起こしました。
そして私は、「カラダに良くないものを食べちゃダメなんだよと、
自分のカラダが教えてくれていたんだ」ということを知りました。
(もしかしたら今度こそ、薬を使わなくても肌がキレイになるかも!)と思いました。
とは言え、断食はまだ始まったばかりでした。
お腹が空いていましたが、その日は学校の宿題をやったり、畑の道を散歩したり、
赤峰さんのお話を聞いたりして、のんびりと過ごしました。
そして断食2日目、かなりの空腹感におそわれる時がやってきました。
第11話「百年前の食事に戻そう!」へつづく…。

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はじめましてのかたへ、よろしければまたのぞいてみてくださいね♪ ふうよしママ