回想録 第12話「復食の日」

断食の3日目は、待ちに待った回復食をいただく日でした。

私は、空腹感に慣れてきていました。2日目よりもそんなに辛くはなく、何だかとてもスッキリとした気分でした。

赤峰さんに教わりながら、みんなで食事の準備をしました。

断食の後は、胃腸などの内臓に負担をかけないため、ゆっくり普通の食事に戻していき、慣らしていくことが大事だということでした。

確か、最初に口にしたのは、玄米のおかゆだったと思います。

それと、赤峰さんの作った無農薬、無化学肥料の野菜で調理したおかずと、おいしいおみそ汁でした。

大変お腹が空いていたので、とてもおいしく感じ、生き返るような気持ちでした。

「アトピーの人は、玄米をひとくち100回以上はかむといいんよ」と教わったので、

その通りに食べていると、私はかなり時間がかかりました。

そこで赤峰さんは、「ひとくちの量を少し多めに口に入れてかめば、そんなに時間がかからずに食べられるんよ」とニコニコしながら教えてくれました。

その日、食べ始めた時間は、確かお昼ごろだったと思います。

赤峰さん 「これからの食事は、昼食と夕食の一日二回にするんじゃよ」

私 「え~?朝ごはんが食べられんのですか?」

私はビックリして聞きました。

赤峰さんはその理由を丁寧に理由を説明してくれました。

・まず、「食べる」ということは、私たちが考えている以上にカラダにとって負担になっている、ということ。

・食べると、食べたものを消化するためにカラダ中の血液が使われてしまい、血液が浄化されないだけでなく、病気なおしのために働けない、ということ。

・私たちが眠っている間に、小腸では血液が作られる。その血液が肝臓や腎臓で毒抜きされ、浄化されるが、それが朝の10時頃までかかると言われている、ということ。

・朝食を食べると、消化も浄化も中途半端になり、自然治癒力の働きにくい、病気を呼び込みやすいカラダになっていく、

ということでした。(ご興味のある方は、「よみがえる千島学説-間違いだらけの現代医療」をご一読ください)

母は、「そんな話は聞いたことがない」と目がテンになっていました。

私も、その時、あまり難しいことは分かりませんでしたが、(とにかく信じてやってみよう)と思いました。期待と不安が入り混じった、複雑な気持ちでした。

そして次の日、私たちはこれから、どのような食事のしかたをすれば良いのかを教わりました。

第13話「私の使命」へつづく…。

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