私は中学生になりました。
アトピーを改善させるための「玄米・自然食」を、毎日実践していました。
母は、私のために玄米を炊き(母も一緒に玄米を食べてくれました)、祖父や祖母、父と妹たちには白米を炊き、おかずも、私のと家族のそれぞれの分を何種類も作ってくれました。
今思えば、本当に、毎日よくがんばってくれていたんだなぁと、母にはとても感謝しています。
私は、小学校を卒業する前辺りから、だんだん、アトピーの症状がひどくなってきていました。
赤峰さんから聞いていた、好転反応だったのかもしれません。
でも話に聞いていたように、見た目のひどさほど、かゆみはあまり無かったので、日中は、色々なことに集中できて助かりました。
ただ、お風呂に入った後はカラダが温まり、とてもかゆくなりました。
特に夜は、布団に入るとかゆみで眠れず、ガマン出来ずにかいてしまうと傷になったところから出血し、朝起きるとシーツにたくさん血が付いていたりしました。
そのために、睡眠不足になることが度々ありました。
ときどき、学校の授業中に一番前の席で居眠りをしてしまい、パッと目を開けた瞬間、先生と目が合った、なんてこともありました。
なにより、自分の顔を鏡で見るのがとてもイヤでした。まぶたが腫れて細くなってしまった目、ほっぺたの皮ふも炎症を起こして、分厚くなっているために大きくふくらんでいる顔、肌の表面はガサガサして色も赤くなっていました。
私の3人のかわいい妹たちの肌は、つるつるとしてキレイだったので、どうしても自分と比べてしまい、うらやましくてたまりませんでした。
(学校へ行きたくないし、人にも見られたくない、もちろん、写真にも撮られたくない・・・。)
私はずっと、家に1人で引きこもっていたい気分でした。
それでも、私はなんとか頑張って学校へ行き、みんなとは違う食事を続けていました。
しかし、色々なことにストレスを感じていたのでしょうか、少しずつですが、私のカラダに‟ある変化”が起こってきました・・・。
第18話「ストレスを感じて」へつづく…

いつも応援してくださっているかたへ、本当にありがとうございます。
はじめましてのかたへ、よろしければまたのぞいてみてくださいね♪ ふうよしママ