「陰陽」についての話は、私がアトピーになった頃に教わりましたが、その当時はなかなか理解できず、難しい話だなぁと思っていました。
今では、知れば知るほど興味深く、なんて面白い世界なんだろう、と思えるようになってきました。
「陰陽」のお話では、野菜にまつわる陰陽の10の法則をご紹介しました。
人体にも陰陽があるそうで、母胎から成長期にかけて、その人の食の環境が体格、性格をほとんど決定づけていくそうです。
また、もって生まれた遺伝子的なものも、食の環境や変化で、だんだんと変化していくようです。
生まれつきの体質が陰性か陽性であるかは、次のような全体的な傾向や、部分的な形などで見分けていきます。
【陽性タイプ】
- カラダが温かく寒さ知らず、暑がり
- 活力がある
- 動さが機敏である
- 声が大きい、低い声
- 体格はずんぐり型で首が短い
- 毛髪は赤みがかっている、柔らかく縮れる。
- 目は細く、小さい、目じりが下がる
- 顔は丸い、えらが張っている
- 食欲旺盛で食べ過ぎる傾向がある
- 栄養過剰病、動脈硬化、心筋梗塞などに注意
【陰性タイプ】
- カラダが冷えていて寒がり
- 虚弱である
- 動きがゆっくり
- 声が小さい、かん高い声
- 体格はやせ型
- 毛髪は黒くて、多い、太い
- 目は丸く、大きい、目じりが上がる
- 顔は細長い、逆三角形
- 取り越し苦労が多く心配症
- 低血圧、貧血、アレルギー、うつ病などに注意
などなど、これはほんの一部です。
この物差しは絶対的ではありませんが、知っておくと便利なものです。
皆さんはどちらのタイプに近いですか?
個人差がありますので、ひとつの目安として参考になさってみてくださいね。
陰性の病気は、陰性の食べものの摂りすぎや、陽性の食べものの不足が原因で、陽性の病気は、陽性の食べものの摂りすぎや、陰性の食べものの不足が原因とされています。
基本的に、陰性に傾いたカラダには陽性の食べものを選び、陽性に傾いたカラダには陰性の食べものを使って、中庸(陰と陽の真ん中)へもっていきます。
ふうよしママは、間違いなく陰性タイプ。
ですので、普段から陽性の食べもの(自然塩を使った料理、しょうゆ、みそ、梅干し、漬け物など)を食べて、中庸(陰と陽の真ん中)にもっていき、なるべく良い「体調」を保ちたいと思っています。
健康な方は、あまり陰陽にこだわらなくても、穀物を中心にしたバランスの良い食事を心がけていれば大丈夫です。
「陰陽」のお話、次回は、陰性の食べものと陽性の食べものにはそれぞれどんなものがあるのかを、もう少し具体的にご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに♪
続きは・・・・
「陰陽」のお話③【食べ物編】~体を温める食品・体を冷やす食品~
参考文献:兎龍 都著『陰陽ことはじめ』
「陰陽」★まめちしき★

男性は陽で、女性は陰です。男性は外に向かって活動的に働き、女性は家庭を守り、潤いの性質をもつ存在です。 このように、陽は火に代表され、外に向かって活動的であり、明るく、放散の性質をもち、陰は水に代表され、冷たく、寒く、静かで、内に向かって凝集の性質を持ちます。 しかし、この陰と陽は見方、方向を変えると陰陽は変わります。
たとえば、日本列島は太陽に照らされて明るい時は陽に属し、地球の反対側は陰に属します。しかし、その逆になると、日本列島は陰に属し、地球の反対側は陽に属します。
男性は上述したように一般的に陽で、女性は陰ですが、家庭内では明るく活動的な存在を陽とすれば女性は陽であり、疲れて寝ている男性は陰です。このように、視点が変わればその位置づけも変わります。
従って、陰と陽は絶対的なものではなく、相対的なものです。
この相対的な見方によって、意味が変わるというのは、大変重要なことです。
ふれあい漢方内科さんより

いつも応援してくださっているかたへ、本当にありがとうございます。
はじめましてのかたへ、よろしければまたのぞいてみてくださいね♪ ふうよしママ