皆さん、こんにちは! ふうよしママです。
二月。ふうよしママの住む関東地方では、ずっと良いお天気が続いていました。
でも、今日の空は雨もよう。雨は何日ぶりかしら…。
この辺りは、お天気の良い日は北風が強いことが多く、寒いです。
ふうよしママは九州の大分県で育ったため、関東に来たばかりの頃は、この強い北風にびっくり!
家を揺らす、ごうごう、ヒューヒューと鳴る風の音が怖く感じました。
冬はまるで、毎日台風が来ているようです。
今ではずいぶんと、この風にも慣れてきましたが…😊
さて、気温が低く、乾燥している時期は魚の干物を作るのに向いています。
今日は、わが家の天日干しの様子をご紹介したいと思います♪
今回の魚は・・・カツオの腹皮(はらがわ)です。
皆さん、カツオの腹皮をご存知ですか?
‟腹皮”と言っても‟腹の皮”のことではありません😊
マグロで言えばトロの部分のことを、鹿児島県の枕崎では ‟腹皮”と呼んでいます。
『カツオの腹皮』は、カツオの腹の身の部分。カツオの部位の中で一番脂がのっているところなのです。
ふうよしママは、幼い頃から腹皮(の干物)に親しんできました。
というのも、現在93歳になる祖母が枕崎市に近い坊津(ぼうのつ)町に住んでいるので、毎年遊びに行き、腹皮を食べさせてもらっていたからです。(祖母のお話は母の手作りマーマレードをご覧ください♪)
今年のお正月は、コロナの影響で、残念ながら祖母に会えませんでした。
せめて、「なつかしいあの味が家で食べたい!」ということで、生のカツオの腹皮をふうよしパパがネットで注文してくれました。
腹皮は、生を塩焼きにして食べてもおいしいですが、塩漬けして干すと旨みが増し、一層おいしく食べられます♪
カツオの腹皮の天日干し
材料
・カツオの腹皮・・・人数分 |
・自然塩・・・適量 |
・水・・・適量 |
作り方
1. カツオの腹皮が冷凍の場合は、解凍します。流水解凍、または、電子レンジの解凍機能を使うと便利です。解凍されたら、水で洗います。(冷凍ではない場合は、水で洗ってそのまま使います)
2. 塩分濃度10%~15%の塩水を作ります。ミネラルが豊富な自然塩を使うのがおすすめです。(水100mlに塩10gで10%の塩水ができます)
3. 2の塩水にカツオの腹皮を入れ、30~45分ほど浸けます。
4. 塩水につけた腹皮を干物ネットやざるに入れて干します。(ざるの場合、カラスにご注意ください)
天候や季節にもよりますが、干し時間は大体4~7時間ぐらいが良いようです。身側を先に干し、乾いたら皮面を干します。
今回は、11時頃~夕方5時頃まで干しました。
完全に乾かすのではなく、しっとりとした干し加減が、おいしい干物になるようです。
取り込んだらラップに包んで冷蔵庫へ。保存期間は4~5日です。
さぁ、焼いていただきます!
う~ん、おいしい♪
そうそうこの味、鹿児島のおばあちゃんの味😊
なんだかタイムスリップしたかのようです。
食べものの記憶って不思議ですね!
食べた時の思い出がよみがえってきます。
ふうよしパパと娘たちも腹皮が大好き♪
腹皮に限らず、イワシやサバなどでも同じやり方で干物が作れます♪
機会があれば作ってみたいと思っていますので、またどうぞお楽しみに😊
カツオの腹皮☆まめちしき☆
江戸時代から、近海でのカツオ漁とカツオ節作りで栄えていた港町・枕崎。今でも多くのカツオが揚がり、カツオ節の生産も盛んで、生産量は全国1位を誇っている。
実は、カツオからカツオ節の原料となる身の部分を取り除いた後の、残った部分が『カツオの腹皮』なのだ。枕崎では、手軽に手に入る食材として、昔から焼酎の肴やごはんの友として親しまれている。現在では、カツオ節用ではなく、刺身用のとても鮮度の良い『カツオの腹皮』も食べられている。
料理法として一般的なのは塩焼き。表面をきれいに洗った後に塩をふって焼く。火を通し過ぎると身が固くなってしまうので、焼き加減が大切だ。アツアツの身をほぐして食べれば、カツオの旨味が凝縮された味わいや、弾力があり、脂がのった身の旨味を楽しめる。塩焼きの他には、天ぷらや唐揚げ、煮物や干物などにしても美味しい。
霧島酒造株式会社さんより
【ふうよしママおすすめコーナー】
ふうよしママが利用している、おいしいカツオのお店です。
どうぞご覧ください♪
ふうよしママがお気に入りの自然塩のひとつ、「坊津の華」です。鹿児島の祖母も使っています。
カラダが元気に、料理もとってもおいしくなります!どうぞお試しください♪
坊津の華は鹿児島県南さつま市坊津町で塩づくりの名人である日高さんご夫妻によって作られた釜炊き100%天然塩です。
坊津(ぼうのつ)町は古くから海上交通の要地で古くは奈良時代に鑑真和尚が上陸したことで知られ、大河ドラマ「篤姫」でも薩摩藩の貿易港として栄えた歴史が紹介されていました。
坊津の海は黒潮が流れ込み、鹿児島でも屈指の透明度と美しさを誇り、サンゴ礁の生息地でも知られ人気のダイビングスポットとして有名です。坊津の華で使用される原料はこの海水のみ。しかし、実はこの海水に「坊津の華」の旨さの秘密があります。
日高さん曰く、「旨い塩を作るためには海水だけではなく、山の力が必要」なんだそうです。坊津の海は後背に険しい山が連なっており、そこの木々や土で育まれた滋養が地下水によって海に流れ込んでいるそうで、つまり「うまい塩づくり」には最高の海水なのです。
Amazon商品説明より
いつも応援してくださっているかたへ、本当にありがとうございます。
はじめましてのかたへ、よろしければまたのぞいてみてくださいね♪ ふうよしママ