皆さん、こんにちは! ふうよしママです。
今日は「陰陽」のお話の第四弾、調理編をご紹介したいと思います。
今回は、陰性の食品を陽性の食品に近づける調理方法のお話です。
お料理の仕方によって、陰性の食べ物が本当に陽性化するのかしら?
さっそく見ていきましょう😊
食材によって調理をひと工夫♪
(陰)茹でる→煮る→蒸す→炒める→揚げる(陽)となりますが、調理時間の長いほど陽性度はあがっていきます。
油は陰性ですが、熱の陽性を引きつけるので、油を使う調理は食材を一番陽性化する調理法です。
油で炒める、油で揚げる、などです。
食材を陽性化する調理法、その他にもいくつかご紹介していきます。
干す(天日干し)
水分が多くてふくらんでいる生の大根と、カラカラに乾燥してすっかり縮んでいる切干大根とを比較すると、生の大根の方が陰性です。
切干大根は、太陽からの陽性な遠赤外線を吸収し、大根のミネラルが結集している薬効のある食材になります。陽性です。
同様にみていきますと、
生しいたけより、干ししいたけの方が陽性。
豆腐より高野豆腐の方が陽性。
ぶどうは、干しぶどうの方が陽性となります。干し柿も同じですね!(ふうよしママレシピ→干し柿を作ってみたら・・・♪ 掲載中です😊)
圧力をかける
圧力をかけることにより、食材を陽性化することが出来ます。玄米は、土鍋や普通の鍋、炊飯器等で炊くより、圧力鍋で炊いた方が、ずっと陽性のご飯になります。
そのため大人に比べると、陽性である子どもは、圧力をかけないで炊いた陰性なご飯を好むことが多いのです。
お粥にすればより陰性に、ご飯に炊けば陽性に、おこわにすればもっと陽性になります。
でも焼き米や、炒り米にすればもっと陽性ですが、更に蒸してお餅にすれば、圧力が加えられてより陽性になります。
ですから、お餅はとても陽性なものです。
時間をかける
日本が誇る漬物の沢庵は、まず生の大根を干して陽性化し、塩を加えて、更に陽性化する。そして重しで圧力をかけ、時間をかけて、漬ける。
こうして出来上がった沢庵は、大変陽性な食品に変わるのです。
梅肉エキスは、青梅の極陰を極陽に変えたもの。従って食中毒に効きます。
梅干しも3年、5年と漬けておくと酸味と塩気がとけあって、薬になる位の陽性のパワーを備えます。
このように、「食材の方向性」と「食べる人の健康状態や環境条件」と調理法の三位一体(さんみいったい)で、体内の陰陽バランスを整えていけたら、自分で自分の健康を守っていくことが出来ます。
私たち日本人には欠かせないあの食材も・・・
大豆について
豆類は陰性ですが、大豆は豆の中で最も陰性で、他の豆類にくらべて陰性が強いのです。
ですから、大豆が良いと聞いて陰性の酢につけたものを連用すると良くありません。
大豆には極陰性の窒素が多く含まれていますから、調理にひと工夫が必要です。
暑い夏には・・・体を冷やす「冷や奴」
寒い冬には・・・体の暖まる「湯豆腐」
大豆ににがりを加えて豆腐をつくりますが、にがりは陽性、大豆が陰性だからバランスよくマッチします。
また、冷え性体質の人は夏でも一度湯通しをして、味噌などをつける「田楽豆腐」、
大豆を炒って圧力(陽性)を加えて「きな粉」にしたものも、より陽性に転じているから良いのです。
皆さん、いかがでしたか?
毎日のお料理の参考にしていただければ嬉しいです♪
では、また次の記事もどうぞお楽しみに~😊
参考文献・・・『陰陽ことはじめ』 兎龍 都著
大豆★まめちしき★
弥生時代の初期に大豆が伝わったとされ、間もなく納豆、そして奈良・平安時代には豆腐が伝わるなど、古くから日本人の生活に浸透していた大豆。特に江戸時代になると広く庶民にも親しまれたようです。江戸期には仏教の広まりもあり、あまり肉が食べられなかったため、貴重なたんぱく源として豆腐が重宝されたようです。天明2(1782)年には、「豆腐百珍」という豆腐料理のレシピ本が出版され、その翌年には続編が、さらに翌年には「豆腐百珍余録」が出版されました。豆腐の人気ぶりがうかがえます。
味噌や醤油などの調味料も古くからあり、500年ほど前の味噌の配合が多聞院日記という書物に記されています。これは、奈良興福寺多聞院の僧が、文明10(1478)年から元和4(1618)年の約140年間に渡って記した記録で、塩気の多い唐味噌のことはこの書物のあちらこちらに書かれています。
江戸時代には醤油の醸造も盛んになりました。もともとは関西の薄口醤油が一般的でしたが、その後、濃口醤油が江戸で大流行し、それ依頼、関東では濃口醤油が主流になりました。
タカノフーズさんより
【ふうよしママの人気レシピ】
陽性化する調理法を用いたレシピもたくさん!! どうぞご覧ください😊
いつも応援してくださっているかたへ、本当にありがとうございます。
はじめましてのかたへ、よろしければまたのぞいてみてくださいね♪ ふうよしママ