【食事のしかた】
1. 一日二食にする
・血液を浄化させます。(詳しくはふうよしママの回想録第12話「復食の日」をご参照ください)。
2. 体質改善のために断食をする
・腸をキレイにし、自然治癒力がきちんと働くカラダを作ります。
*専門家の指導のもとで行いましょう。
3. 玄米・自然食にする
・主食は玄米(無農薬・無化学肥料の健康なもの。玄米はビタミンB群やミネラル、食物繊維が豊富で、体内の毒素を外に出す働きがあり、自然治癒力も高めてくれます)。
・玄米のただひとつの欠点は、酸性食品であることです。それを補うために、必ずゴマ塩(ゴマと塩は8対2)をかけて食べます。油抜けを防ぐ意味もあります。
・食べる時は、ひとくち50回以上は噛むようにします。(唾液の中にガン細胞を30秒浸しておくだけで死滅するほど、唾液の力は素晴らしいものだそうです)
・腹八分目を心がけ、おかずの量は玄米の半分程度にします。玄米をメインにして考えます。(玄米の炊き方は、玄米ごはんのページをご覧ください)
4. 全体食にする
・「いのち一つ」をまるごといただきます。
・野菜は皮をむかず、まるごと食べます。
・魚を食べるなら、頭から尾までまるごと食べられる小魚がよいです。(大きな魚は頭や骨が残るだけでなく、肉食と同じようにカラダを酸性にするそうです)→酸性食品・アルカリ性食品をご参照ください。
5. 塩味をきかせる
・海からとれた本物の塩をたくさん食べます。
・アトピーの人も、病気の人も、塩不足で酸性に傾いた「陰」のカラダになっているそうです。日本の海からとれた自然海塩を料理にたくさん使って、塩の素晴らしいアルカリ性によって酸性を中和し、内臓をひきしめ、血液を浄化して、病気を呼び込みにくいカラダを作ります。
☆塩の話は、回想録第22話「砂糖を憎み、塩を愛すということ」から連載しています。どうぞご覧ください。
6. 陰陽と身土不二を知り、旬のものを食べる
・陰陽については、「陰陽」のお話をご参照ください。
・「身土不二」(しんどふじ)というのは、人間は土からできた作物を食べて生かされた後、土に返るという仏教の教えからきたもので、「身と土は1つのものである」という考え方です。
その土地でとれたものを食べるのが、私たちのカラダには合っているということです。(外国から運ばれてきた食べ物には、防腐剤や、防虫剤がたくさんかけられているそうです)
・旬の野菜は、私たちのカラダに全体欠かすことのできないミネラルを、カラダがもっとも受け入れやすい酵素の形にして集めてくれます。それぞれの時期に応じ、その時必要で不足しがちなミネラルを私たちに補給してくれます。→野菜の旬をご参照ください。
陰陽を知り、旬を知り、身土不二を知って、自然に添った本来の「食」を楽しくいただいて、元気なカラダを作っていきます。
*アトピーから解放されるためにも併せてお読みください。
(この内容は、赤峰勝人著『アトピーは自然からのメッセージ』を参考にさせていただいています)